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2010-01-15 広告宣伝・プロモーション費用の比率

広告宣伝・プロモーション費用の比率

 

業界別に売上に占める広告宣伝費の比率を算出してみました。

コンテンツ業界の自己資本率を調べる機会が昔あって、その時に日本の上場企業の平均水準、いや日本の産業を牽引する10本の指に入る企業よりもかなり自己資本率の
高い企業ばかりで驚いたことがありました。
注)もちろん、コンテンツ産業の中にそうでない業界もあります。

財務が強くなければ、コンテンツ業界に参入してはいけない、まさに、手本となる財務体質。

裏返せば、財務を強化する意味は、売上の予測が難しいということですね。
目標を設定していても大外れがあるからです。

で、その売上のバックアップをしている、広告宣伝費率をまとめてみました。
広告を大量に投下したからといって、ヒットする保証なんか、今のご時世では考えられません。
(昔は良かった~(T-T))
日々広告担当は情報のアンテナを張り、アイディアや最適なメディアの探求を続けているようです。

実態はこんな感じです。

売上高に占める広告宣伝費の比率

企業分類 出版 アニメ ゲーム オンライン
ゲーム
パチンコ テレビ 映画

業界
平均

当年度 5.2% 0.9% 5.7% 4.9% 8.7% 2.1% 4.8% 5.1%
前年度 5.4% 1.2% 5.5% 5.4% 7.0% 2.2% 4.3% 5.0%

注)集計方法:新興市場を含む上場企業の最新決算短信(または有価証券報告書)から
「広告宣伝費」「販売促進費」(場合によって「販売手数料」を抽出。)
出版には未上場の一ツ橋・音羽グループ数字は含まれておりません。

上場企業の広告宣伝費(場合によって販売促進費・手数料含む)を抽出し、売上高に占める比率を示したものです。
上場企業全体の平均広告比率が0.9%、広告費トップ企業10社の平均が1.8%というのだから、コンテンツ業界の平均5.1%がどれほど多いのかおわかりでしょう。

また、前年度よりもリーマンショックの直撃を受けた当年度の方が0.1%増えています。
※最新決算短信の年度:企業の多くが08年4月から09年3月の数字です。
ブレーキをかけた時には、ほぼ年度の半分以上が過ぎていたこともあるのかもしれませんけど。

アニメやテレビが他の業種より低いのは、アニメは制作委員会などの構成によって、自社負担が少ないことと、テレビは実は法人需要なので、消費者や視聴者直結販売ではないことからだと思います。
(番宣が目立ちますが、たぶん含まれていないのでしょう。)

それにしてもパチンコ・パチスロメーカーさんが突出した比率で、しかも前年よりも増やしています。
広告の効果が一番表れやすい産業なのでしょうね。

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