タメになる面白情報

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2010-12-05 コンテンツ業界の潮流3

~どの蛇口からでも、ひねればコンテンツが視聴できる時代~

アマゾンのKindleに続き、ソニー、シャープなどの家電・AVメーカーが電子書籍に参入する他、アップルがアップルTV、ソニーがアメリカで3D専用の放送の開局やアマゾンが映画事業に、とコンテンツのプラットフォームの地殻変動が起きています。

水道のように、蛇口さえひねればどこでもコンテンツが視聴できる時代。
今までは、出版物は紙というプラットフォーム、アニメはテレビやDVD、ゲームはPCやゲーム機、ドラマはテレビやDVD、映画は劇場やDVDと同じプラットフォーム上に存在することが比較的少なかったのですが、デジタル配信の上では異業種との境がなくなってしまったようです。

要するに、デジタル配信はコンテンツであれば、何でも載せてしまうことが可能ってこと。
出版社がライトなゲームを電子コミックにつけることもできるし、ゲーム会社がアニメを、印刷会社が映画を、テレビ局がゲームを、ソフトウェア会社がマンガを配信することもできるんです。

視聴者はどの蛇口からコンテンツを観ようかと迷います。
こうなると、プラットフォームは人気コンテンツの獲得や視聴者集めの広告宣伝費をかけることができる、資金豊富な企業しか残らないように思います。
またはすでに形成し始めている異業種を構成するような連合体とか。

 

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そして、今後は、アメリカでは指摘されている、力のあるクリエーターによるセルフ・パブリッシュへと進むことになります。
出版社やアニメプロダクション、ゲーム会社、テレビ局で活躍してきた作家やクリエーターが自らパブリッシング(発売)するような時代になります。
手塚プロダクションや作家・村上龍が自身の作品や作家らを集めた電子出版などがその一例です。

プラットフォーム・ビジネスも再編・淘汰される時代になるのか、または個人のセルフ・パブリッシュがさらに進行していくのか、どちらにしても、今が一番混沌とした時代であることは間違いないような。
確実に儲かるのはサーバー周辺やクラウド・コンピューティング関連の会社のみのような気もしますが。

2010-10-12 コンテンツ業界の潮流2

日本の先端技術を一挙に見れるというCEATECに行ってきてから早1週間。

大手AV機器メーカーはホント、3D一色だったなあと。
裸眼対応の3Dデバイスも探したのですが、メジャーなところは人垣で背伸びしても見えない状態でして・・・アセアセ。

その中でも有機ELを使った携帯電話や未来を謳った企業プレゼンなどを見たりして、久しぶりに日本の技術のすごさを味わった一日でした。(一応満足)
ただ、あとから聞いたところによると、昨年よりも大きな発表がなく、規模が少し小さくなったとか。
個人的には9月くらいから、毎週色々なイベントに出かけている中では、一番活気があったイベントと思えるんですけどね。

さて、3Dにしろ、新型ケータイにしろ、コンテンツがハード販売の下地になっているはずですが、コンテンツそのものがないですよね。
大手AV機器メーカーの3DTVでも、スポーツや音楽イベントのものが多く、エンタメの王道とも言える、アニメやゲーム、ドラマ、映画などのタイアップが少なく、がっかりしました。

その中でも面白いビジネスになりそうだと思ったのは、NTTドコモが主体となった新規事業です。
NTTドコモがデジタル放送に移行した後のアナログ周波を使い、新たなコンテンツ流通のビジネスに乗り出します。
そのラインナップである映画、小説、新聞、音楽、ゲーム、アニメ、ショッピング(あくまでも予定と仰っていましたが、とにかく何でも配信できそう)を見て、資金力があるなあ、と感心しました。

その配信も、ケータイはもちろん、Wi-Fiを通して、テレビ、PC、ゲーム機、またチューナーを通してカーナビ、デジタルサイネージと多岐に渡るもの。

ギョギョ。
それって、検索エンジン以上のことができてしまい、コンテンツのハブになるかもしれない。

その後、大手検索エンジンの知人に話したら、早速「え、ヤバい。ちょっと調べます。」とかなり焦っておりました。
そんな革命的なことをしようとする社名を伏せておくのは失礼ですよね。
会場では真っピンクの外装でひときわ目立っていたので、知っている方は多いと思われますが、「マルチメディア放送」という会社でして、2012年4月にサービス開始予定だそうです。
(デジタル放送がうまく移行できない場合は、周波が開かないため、サービスも遅れてしまうらしいのですが。)

Youtubeのような動画配信、SNSアプリやiPhoneアプリなどを筆頭にコンテンツが技術革新に振り回されていることは否めないので、最新技術のビッグウェーブの方向性って重要ですね。

2010-08-18 コンテンツ業界の潮流

数日前にニュースで、電気メーカー各社の3Dテレビが揃ったと報道がありましたね。

出版業界はアマゾンのKindleやGoogle Booksなどに見られる電子書籍、映画界・テレビ界は「アバター」の成功で3D映画や3Dテレビ(3Dパソコンも)、ゲーム業界はオープンプラットフォームによるソーシャルアプリのブーム。

こうした技術組み込み型ビジネスモデルは、すべてアメリカ発で、相変わらず日本はハードの技術のみで世界へのプレゼンスを表そうとしています。
しかも、日本の強みだった日本の技術も韓国、中国の追い込みが激しく、日本の地位も危ういとか。

さてさて、そのコンテンツ流通の下地となっているのがコンテンツなのですが、最近の動きは、焼き直し、いわゆるリメイクやシリーズものがほとんどになってきました。
このサイトの存在意義もあって、非常に喜ばしいことですが、一方不安な面もあります。

統計数値はこのページでもいつかご紹介できると思うのですが、最近のアメリカの映画はほとんど過去の焼き直し。
一体どうしちゃたんでしょうか?
(アイデアの枯渇?)
原案・原作を日本や韓国に頼るなど、日本映画のハリウッド版や番組フォーマット、日本のマンガ原作による実写など、オリジナルにこだわってきたアメリカのコンテンツ業界は、かつてのコンテンツ未成熟時代の日本のようです。

そこで元に話に戻りますと、ブームとなっているビジネスは、すべて個々人に向けてのサービスで、コンテンツも大型投資による大規模コンテンツから小型投資の小規模コンテンツに様変わりしています。
マス対象から個人サービスになると、儲け幅が減り、先細りが見えています。
儲かるのは、コンテンツ流通側(サービス提供側)のみになり、コンテンツ製作者が縮小化するというのが今までの経験。

個人にはうれしいサービスでも、空き時間や退屈しのぎのコンテンツ作りばかりが多数になってしまうのでは、と心配になります。
感動や刺激を与えたい、心に残るものを作りたいと思っているクリエーターが減り、粗製乱造が行われるのではと。
硬い小説よりもライトノベル、据え置きゲームよりも携帯ゲーム、テレビよりも携帯配信というライト視聴が増えると、う~ん、本格的なコンテンツ制作は薄れていくのでしょうか?
これからも技術によるコンテンツの潮流に目が離せない業界であることは間違いありません。

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