タメになる面白情報

はじめに

コンテンツ・リプロデュースを補足する、「タメになる面白情報」

「タメになる面白情報」コンテンツの権利の利用方法や契約、海外表現に関する面白い情報から真面目な統計まで硬軟取り揃え、コンテンツの2次利用に役立つ情報を志しています。
もし気になる情報や「タメになる面白情報」についてのご意見・感想などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
↓クリックでメールアドレスが表示されます。
omoshiro

※PCの場合は右の記事一覧で選択、携帯の場合はこの「記事一覧」をクリックすると、一覧に飛びます。または各記事の見出しバーの右上の文字列(例 [ コンテンツ2次利用《ゲーム化》 ] )をクリックすることで、ご覧頂けます。マウスを合わせても下線が現れない場合は、すでにまとめ記事が表示されていることもあります。[編集 面白班]

2011-06-14 製作委員会での「幹事会社」って?

製作委員会の続きです。

諸説ありますが、1970年代に製作委員会という方式が映画産業に導入されていたとも言われています。
委員会と名はなくても、原型となるものはあったのでしょう。

製作委員会方式で特徴的なのは、

1)製作委員会が著作権を持っていること(原作者や権利者が別にいる場合は許諾を得ていることが前提)
2)中心的な立場を執る幹事会社がいること
3)個々の版権(2次利用)毎に窓口業務が分かれていること
4)出資比率による分配が行われること

といえるでしょう。

2)と3)は、経験のある会社以外は少しわかりにくいですよ、ね?
まず、幹事会社ってナニをしてくれるところなのかって・・・。

そこで、今回は「幹事会社」にフォーカス!

端的にいうと、幹事会社は大抵、製作委員会に一番出資をしている会社がなることが多いです。
発言の影響も大きく、意思決定権を持ちます。
株式会社の大株主と同じと思ってもらえば、少しわかりやすいでしょうか。

一方で、慣れた幹事会社に采配をふるってもらうと、コンテンツの成功を導き出す1歩となりますので、数をこなしている会社にお願いをすることもあります。

「幹事をやって」といわれて、何をしていいのかわからない会社はノーグッドということです。
ギョーカイに顔が利いたり、テキパキ対応できたりする会社の方がベターです。

それというのも、コンテンツ製作は山あり谷ありです。
製作委員会には完成保証という契約文言もあるように、完成しなければ出資はパー。
そんなことも含めて、完成するまでドキドキものです。

いいこと尽くめで進むことはほとんどないため、トラブルの処理に長けた会社であれば、対処方法の蓄積もありますので、未然に防ぐこともできます。
法務の人材など、バックアップ体制も整っています。

幹事会社が優れていれば、製作委員会の出資会社集めも楽に行えたり、不足分も臨機応変に対応できたりとか、重要なお金集めでもプランを持っていたりします。

幹事会社の行う業務範囲は製作委員会のコンテンツや規模によって異なりますが、委員会の共同製作契約書、定例ミーティング開催や事務作業、委員会収益の会計処理、収益の分配等が主な仕事かもしれません。

面倒臭い仕事が結構多いと思います。

規模が大きい程、幹事会社の負担は大きくなりますが、負担ばかりではなく、メリットもあります。

メリットとして、幹事会社は幹事手数料を取ることができます。
どうやってもらうのかというと、製作委員会の収益から一定の幹事手数料をもらうことができます。

手数料をもらい、出資比率による配分をもらい、アレ、と思う方もいるかもしれませんが、それなりの業務をするということです。
製作委員会が儲かれば、それなりの報酬になりますが、全てうまくいっているわけではないので、幹事会社のリスクは高いといってもいいと思います。

会社の株主と構造と似ていると思いませんか?

Back to Top