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2011-06-08 製作委員会での「労務出資」ってナニ?

製作委員会の続きです。

その前に、「製作」と「制作」の同じ読み方漢字での混乱も多く、2 つの機能がきちんと定義されていないので、ここで一度整理。

英語にすると、「製作」は「Production」で、「制作」を「Creative」。
(英語にするとわかりやすいなァ・・・と、自画自賛)
制作は作品を作ることで、製作は商品を作ることです。

ちなみに、広告業界の広告制作には「製作」という言葉はなく、「制作」のみです。
広告主の代わりに広告メッセージを制作しているだけで、市販できる作品を作っていないからです。

製作の話に戻しますが、すごく簡単に言えば、「制作」は制作プロダクションが企画・制作段階での作品作りに専念し、「製作」は製作委員会で必要な資金調達・回収を行うという機能わけができます。

コンテンツ製作においては、制作プロダクションが製作委員会に参加したくとも会社規模等の関係から、出資がしにくい場合があります。
そのときに、使われる手段が「労務出資」です。

制作プロダクションが製作委員会の受託作業だけではどんな良作を作っても、後々の報酬が得られない。
製作委員会のメンバーになるために出資をしたいけれど、お金がない。
(万が一、ヒットした場合は悔やまれることも・・・ああ、出資しておけばよかったと)といった時に労務(労働)を「出資」提供することができます。
制作費で請け負った費用の一部を金額換算して出資に変える方法です。

製作委員会の実態は当事者でないとわからないなど、グレーゾーンがさらに高まる話ではありますが、「労務出資」の出資額はそれぞれなので、コレという定義はないです。

労務出資は「金銭」での出資に比べて、そんなもん的にとらわれるかもしれませんが、制作者にも恩恵が受けられるように(またいい作品を作ってもらうためにも)労務出資が増えているような気がします。

製作委員会に関わらず、ネットやケータイ、スマホといったレベニューシェアの決済によるコンテンツビジネスでも、今後は制作側の労務出資が増加するのではないかと予測しています。

制作側では面倒くさいと思われる方も多そうですが、労務出資を行う場合、書類の交わしは行っておいてほしいですね。

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