タメになる面白情報

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2011-04-20 製作委員会の©マークの入れ方

製作委員会の話の続きです。

最近、©マークの入れ方を考えなければならないことがあったので、続編として©マーク表記の話。

日本は無方式主義といって、著作権表示をしなくても著作権が守られている国ですが、それでも企画書やWEBサイトなどにも、©マークを入れています。
(アメリカの影響を受けていることもあるから?)

また、キャラクターのついた文具製品やDVD、ゲームといった製品には©マークが入ったものを見かけることも多いと思います。

そこで「タメになる面白情報」編集部では、2000年から2009年までの製作委員会で構成された「映画(アニメ映画含む)」の統計を取ってみました。

この期間での、製作委員会方式を取っているものだけをピックアップし、その総数、ナント、1018作品。
(これだけ取っておけば、間違いないよね?)

表示の仕方 その内訳  
©年号 ○○○製作委員会 888作品  
  ©年号 原作者名/○○○製作委員会 32作品
  ©年号 原作者名/制作者名/○○○製作委員会 10作品
©○○○製作委員会 年号 23作品  
  ©原作者名/製作委員会 年号 2作品
  ©原作者名/制作者名/製作委員会 年号 0作品
©○○○製作委員会 107作品  
(年号なし) ©原作者名/○○○製作委員会 11作品
  ©原作者名/制作者名/○○○製作委員会 6作品
合計 1018作品  


原作者や制作者の名前の入っているものは少なく、この結果、©マークのあとに、年号、そして○○○製作委員会の表記がメジャーであることがわかりました。
例として、こんな感じ。

©2011 「タメになる面白情報」製作委員会

海外の©マークと比較して、日本の製作委員会方式は、簡略化でき、表示がすっきり。
これも製作委員会方式のメリットの一つだと思いました。

2011-03-22 製作委員会の表示ってルールあり?

製作委員会の表示ってルールあり?

 

アニメや映画を観ていると、必ず遭遇する「○○製作委員会」というクレジット。
気になるよね!(えっ、気にならない? まあ、そうおっしゃらずに。)

ネット上の検索でもいろいろ出てくると思いますが、これというものがないので、今回当サイトにおいて、統計的なものも含め、シリーズで記事を取り上げていこうかと思ってます。

製作委員会とは、ひと言で言うと、

「アニメや映画製作の際の多額な投資とリスクを回避するための手法の一つ。
競業関係にない複数社に対し出資を募り、資金リスクを分散する一方、利益が出た場合はこれを出資比率に準じて分配する。
制作プロダクションとしては容易に製作費の調達が出来るメリットもあるが、制作された作品のクオリティや販売戦略に関する最終的な責任までもが分散されてしまうデメリットもある。」

と、当サイトでは定義してます。(それでも長い説明だよね。)

実際、今の製作委員会などに加わっていてメリットと思うことは、知恵の出し合いの場でもあるってこと。

特に、委員会メンバーが異業種であればあっただけ、既成概念(←これが邪魔なこともあるので)を取っ払った面白いアイデアが出てきたりします。
もちろん構成メンバーにもよるところも大きいです。

その中で、重要なのが、幹事会社と言われるポストです。
合コンの幹事みたいな名前で、気が引けるかもしれませんが、まあ、そう言わずに。

幹事会社は、コンテンツに対して多く出資していたり、また主導的な立場を取ることが幹事の役目であったりします。
それは、個々の利害で集まった企業などの意見調整役も兼ねることになるので、慣れている会社にやってもらうのが上手くいく秘訣です。

さて、元の話に戻して、製作委員会の表示が入ったものを見かけると思いますが、
アニメ映画や映画でもまだ委員会方式を名乗らず、各社社名が入っているケースも数多くあります。
ただ、参加企業が増えると、(C)マークのあとに、社名をずらずら書きならべるのも観た目が悪いので、委員会を名乗ることによって、すっきりする利便性があります。

そして、製作委員会の表示名には流行があるようです。
表示の多いパターンは、

・製作委員会(主流)
・フィルムパートナーズ(まだ少ないけれど、増加傾向)
・プロジェクト(少数派)

の順です。

それ以外にも、変形パターンとして、
「製作実行委員会」
「製作営業委員会」
「製作上映委員会」
「製作事業委員会」
「プロジェクト委員会」
「上映委員会」
「対策委員会」
「パートナーズ」
「プロジェクトチーム」
「プロデューサーズ・リレーションズ」
「アソシエーツ」
「フィルム・コミッティ」
「フィルム・ベンチャーズ」
「LLP」・・・など。

「フィルムパートナーズ」や「パートナーズ」、それからごく僅かではあるが、「フィルム・コミッティ」が増えてきているのは国際化の波を受けてのことだと思われます。
製作委員会を直訳すると、フィルム・コミッティの方が相応しい感じがしますが、おおげさに感じさせないようにパートナーズを使っているような気もします。

それにしても、「製作委員会」名でも「実行」「営業」「上映」「事業」と、個性的な命名もあるんですよね。

こうした状況から、委員会の表示は、メンバーの中で比較的自由につけているように思いました。
・・・ということで、次は(C)マーク表示の仕方について、書くつもりです。

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